プロセス管理のステータス履歴をテーブルに記録するプラグインです。
無料版プラグインの機能にモバイル対応とログ記録を追加したバージョンアップ版です。
無料版との互換性はなく、別のプラグインとなります。無料版から有料版に変更する場合は、プラグインの再設定が必要です。
動作イメージ
プロセス管理のアクションを実行したタイミングと新規レコード登録のタイミングでフォーム上に配置したテーブルに履歴を記録します。
記録できる項目は下記の4つです。
日時 | ステータスの変化が起きた日時を日時フィールドに記録します。 |
ステータスの変化 | 何から何のステータスへの変化だったかを文字列(1行)フィールドに記録します。 |
作業者 | 誰がステータス変更したかをユーザー選択または文字列(1行)フィールドに記録します。 |
経過時間 | 前のステータスの変化から今回のステータスまでの経過時間数を数値フィールドに記録します。(プロセス管理の作業者が「次のユーザー全員」となっている場合、自分の直前に承認した作業者からの経過時間になります) |

プラグイン設定
1.フォーム上にテーブルを作成します。動作イメージの欄にある4つの項目のうち、必要な項目のフィールドだけでテーブルを作成します。
テーブルのフィールド名はプラグイン設定画面で必要になります。

2.プラグイン設定画面に移ります。まず、フォーム上に設定したテーブルのフィールドを選択し、テーブル確定をクリックします。

3.テーブル確定をクリック後に、記録項目の設定欄が表示されます。
「記録対象」は「記録する」か「記録しない」を選択します。
「フィールド名」にはテーブルの対応フィールドを選択します。

- ステータスを進めるユーザーにレコードの編集権限が必要です。
- プラグインログの設定項目(プラグインログ、ログアプリID、プラグインエラーが発生した場合)については、こちらのページを参照してください。
制限事項等
- ライセンス有効状況確認のため、外部サーバーと通信を行います。
- 同一アプリに他のJavaScriptカスタマイズやプラグインが設定されている場合、正しく動作しない可能性があります。正しく動作しない場合は、他のJavaScriptカスタマイズやプラグインを外してご利用ください。
- テーブルに記録される日時はPCまたはモバイル端末の日時です。kintoneのステータス履歴の日時とズレる可能性があります。
- ステータスの変化ではありませんが、レコードの新規作成時にも記録されます。
- 経過時間は、テーブルの最終行にある日時フィールドから今回の日時を差し引いて計算しています。ステータスの途中から記録を始めた場合やテーブルの行追加や削除を行った場合など、テーブルの最終行の日時が取得できないときは計算できません。
プラグインダウンロード
利用規約に同意いただいたうえで、ダウンロード・ご利用ください。
警告メッセージが表示されますが、ライセンスキー無しでも無期限でトライアル可能ですので、お試しください。
使い方の参考例をこの記事で紹介しています!
更新情報
プラグインのバージョンアップ情報については、このサイト内の投稿ページまたはFacebookページでお知らせします。
お知らせをメールで受け取りたい方は、お問合わせページで種別を「お知らせメール希望」を選択してご連絡ください。
日付 | バージョン | 内容 |
---|---|---|
2019/09/28 | 1 | 初回リリース(限定公開) |
2020/09/19 | 2 | ログ記録の内容を変更 |
ログ記載内容・想定されるエラー等
レコード追加画面の保存実行前イベントプロセス管理のアクションイベントプラグイン設定保存イベント
【イベント】app.record.create.submit
※新規登録のデータを登録します。
※新規登録のデータを登録します。
想定されるエラー | ログ記録 |
---|---|
・フィールドが削除された ・フィールドコードが変更された ・フィールドの参照権限がない ※プラグイン設定で「プラグインエラーが発生した場合」で「処理停止」を選択している場合は、処理が止まり保存ができません。「処理続行」を選択している場合は、記録先フィールドの値更新が行われないまま登録されます。 |
Error |
・記録先フィールドに更新権限がない ※エラーにはならず、記録先フィールドの値更新が行われないまま登録されます。 |
なし |
【イベント】app.record.detail.process.proceed
想定されるエラー | ログ記録 |
---|---|
・フィールドが削除された ・フィールドコードが変更された ・フィールドの参照権限がない ※プラグイン設定で「プラグインエラーが発生した場合」で「処理停止」を選択している場合は、処理が止まり保存ができません。「処理続行」を選択している場合は、記録先フィールドの値更新が行われないまま登録されます。 |
Error |
・記録先フィールドに更新権限がない ※エラーにはならず、記録先フィールドの値更新が行われないまま登録されます。 |
なし |
・レコードの更新権限がない ※プラグイン設定で「プラグインエラーが発生した場合」で「処理停止」「処理続行」どちらを選んでいても、処理が止まります。 |
なし |
【イベント(プラグイン設定保存)】caryncolabo.plugin.config.submit
ログ内容 | ログ記録 |
---|---|
・設定内容がJSON形式で書き込まれます。 | Information |