ゴリゴリ開発者だった私がkintoneを選んだ理由

みなさん、こんにちは。かりんこラボの坂本です。

私はずっと、業務システムの開発・運用保守チームで、いわゆる「ゴリゴリのシステム開発」をやっていました。
kintone は4年くらい前に試して、導入経験もしたのですが、正直あまりピンと来ていませんでした。
Excel台帳を移行するのは簡単だけど、細かい仕様に沿った仕組みは作れない。
結局JavaScript を書かないといけないし、できないことが多いという印象でした。
やっぱり時間はかかるけどゴリゴリ作った方がユーザーの希望通りのものが作れる、とその時は思いました。

それから数年たってkintoneを通して、2度感動した経験がありました。

対面開発で受けた1つ目の感動

最初の感動は、kintoneの対面開発に立ち会ったとき。私は横で眺めていただけでした。
このときは、スピード感と現場との一体感にとても衝撃を受けました。
数時間の打ち合わせ中に、実際に利用する現場の方々の前で、その場で意見を聞きながらアプリを作っていき、そして、今からすぐ使ってみてください、とできるスピード感。
今までの開発スタイルでは、

最初のヒアリング、要件定義、レビュー、概要設計、レビュー、開発、レビュー、、、

開発とは時間がかかるものという考えが崩れ落ちました。
意見を聞くタイミングから使い始めるまでの時間が短いことで、感度が高いまま運用を始められます。

もう1つが現場の方々の意見を聞き、見ている前でアプリを修正し動かし、触ってみて確認するという流れのなかで、現場の方々も一緒に仕組みを作っていると感じられる一体感です。
この一体感によって、こんなこともできるんじゃない?とか、こういうのは無駄な作業だね、など業務改善へ向けた意見が自然と出てくるような雰囲気になったことに驚きました。

利用者からの反応でうけた2つめの感動

そして、2度目の感動経験は、プロジェクト・アスノートに寄稿させていただきましたので、詳しくはこちらで。

【特別寄稿】海の向こうから感動を。 The emotion she brought us beyond the sea.

まとめ

この2度の経験で感じたのは、kintoneは早いスピードで使い始めることで、業務改善への一歩が踏み出しやすいツールであること。
そして、使っていくことで利用者自ら改善マインドを高められるツールであるということ。

かりんこラボでは、kintoneの標準機能をサポートするプラグインを提供するだけでなく、kintoneだからこそのメリットを生かしてお客様のやりたいことへの実現に繋がるお手伝いをしたいと思っています。

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