「日付加算減算プラグイン」使用例

※「日付加算減算プラグイン」はダウンロード、バージョンアップを停止しました。同機能の「日付計算プラグイン」をお試しください。

「日付加算減算プラグイン」の使用例をご紹介します。

今回の使用例は、kintone標準のリマインダー機能ではちょっと不便かな、と思われることに使ってみました。

使用例【備蓄食品管理アプリ】

備蓄食品管理するためのアプリです。

このアプリは、備蓄食品を購入して倉庫に保管する時に登録します。このときに、製造年月日と賞味期限日も入力します。

 

登録した食品に対して、作業が必要な日が下記のようにあるとします。

  • 製造年月日から2年後に点検を行う。
  • 賞味期限日の4ヶ月前には処分するために倉庫から搬出する。

kintoneのリマインダー設定では、ある日付から何日後や何日前に通知を送ることができます。
この機能を使って、上記の作業日を把握しようとした場合に、すこし不便なことが2つ。

  • リマインダーは日数でしか指定できません。4ヶ月前という指定は、仮で1ヶ月を30日とする、など決めなければいけません。
  • リマインダーの通知は日々送られてきます。点検や搬出の作業は特定の日にまとめて行うといった場合には、日々通知されるよりは、一覧で対象となるデータが抽出できたほうが使いやすいと思います。

そんなときに、この日付の加算減算プラグインが役立ちます。
さっそく、このプラグインを使ってみます。

フォームの設定

製造年月日から2年後と賞味期限の4ヶ月前をデータとして記録するために、「点検日」と「処分候補になる日」という名前で日付フィールドを追加します。

 

プラグインの設定

1行目は点検日の設定です。基準フィールドは「製造年月日」、製造年月日から2年後なので、計算方法は「+」、±数に「2」、単位は「年」です。
2行目は処分候補日の設定です。基準フィールドは「賞味期限」、賞味期限の4ヶ月前なので、計算方法は「-」、±数に「4」、単位は「月」です。
入力が終わったら、「保存」をクリック、その後忘れずに「アプリの更新」をクリックします。

 

プラグインを使った結果

アプリに戻ってデータを追加してみましょう。
製造年月日を入力すると、点検日が計算されます。

次に賞味期限です。こちらも入力するとすぐに計算結果が表示されます。

保存ボタンを押して、保存しましょう。
 

さて、データとして値として持たせることにより、一覧画面で以下のような一覧を作っておくことができるようになります。

点検や搬出の作業は特定の日にまとめて行うという場合に、この一覧で対象となるデータが一目瞭然となりますね。
またデータとして値を保持しているので、EXCELにダンロードして利用するときにも便利だと思います。

 

まとめ

このプラグインは、今回の例のように使用すると、リマインダーだと難しいと思っていたことができるかもしれません。

これはウチのアプリでも使えそう!と思われた方は是非ダウンロードしてみてください。

「日付加算減算プラグイン」はダウンロード、バージョンアップを停止しましたので、同機能の「日付計算プラグイン」をお試しください。